ご挨拶
横浜飛天双○能実行委員会
平成17年4月吉日
横浜飛天双○能は、能の普及に真摯に取り組み、多くの方のご賛同をいただき、お陰様で第9回を数えるまでとなりました。
更なる普及の試みとして、チラシにはみ出す思いを、以下でお知らせいたします。
是非のお越しをお待ち申し上げております。
第9回 横浜飛天双○能
2005年7月8日(金)午後6時半開場 午後7時開演
主催 横浜飛天双○能実行委員会 横浜市中区錦町30−1 ケンタウロス内
協力 大倉正之助事務所 NPOケンタウロス
プロデュース 大倉正之助
第9回横浜飛天双○能の特色
1.ユニバーサルアイデアの会
もっと能がわかったら、どんなにいいでしょう。
本来、障害のある方のためのイヤホンガイドと文字解説を、障害のある方のみならず子どもから総ての方を対象に用意することにしました。
これによって、今どの場面を演じているか、衣装にどんな意味があるか、なんと言っているのか、現代語ではどんな意味なのかといった鑑賞の手助けをします。
使用料は無料。但し、イヤホンから音漏れするので、環境の面からチラシのようにイヤホンガイド利用箇所を限定しました。
2.双○(ふたわ)の能
もっと能が楽しめたら、どんなにいいでしょう。
能を楽しむために「双○」というテーマを設けました。
能のシテを比較して、楽しんでもらおうと、曲のトピクスを五分ほどで演じる「仕舞」を2番決めました。その2番は、女が男役をする仕舞・男が女役をする仕舞です。その次は、狂言の語りと能の語りの2番。比べてみたらどんなことが感じられるでしょうか。
さらに、気軽に堪能してもらえるよう、能の華やかな後半だけを演じる半能で、NHK大河ドラマに合わせて、半能「橋弁慶」を番組としました。弁慶と牛若丸を比べながら楽しめます。
もっと能が現代に溶け込んだら、どんなにいいでしょう。
現代文化の象徴「オートバイ」をテーマに、伝統文化から楽しむ一試案として、第2部では、新作能作者の多田富雄氏原作「オートバイ」を「鉄馬人」として演奏します。能を見た人は一度は、能の進行の速度の緩さは、きっと時代の早さが違うからだろうと感想を持ったことがあるでしょう。
「オートバイ」は、現代文化の一面を象徴するものです。しかも、その速度感は、他のどんな乗り物より直に肌に感じられるものです。そして、この速さは、能楽の発した時代には無いものでした。
さて、どのようにこの二つが出会うでしょうか。
3.小・中学生1000円
家族で行けたら、どんなにいいでしょう。
やっと、文部省が、そして学校が邦楽の教育を取り入れ、日本固有の文化を伝えていこうと取り組み始めました。しかし、家庭が日本文化に触れる環境はそれに勝るものです。
この会は、イヤホンガイドや文字解説があり、しかも、一曲ずつが長くて20分ぐらいなので、学校の授業時間以上に長い演能時間の能ではありません。
さらに、参加しやすいように、小・中学生に限って1000円で一緒にいらっしゃる大人の方の隣に席を用意いたします。
また、子ども連れということで周囲に気を配らなくていいように、しかも、文字解説・イヤホンガイドが利用しやすいように、子ども席は脇・中正面席としました。
4.更に、能の普及活動として
第10回 横浜飛天双○能 2006年 平成18年8月8日 上演
今様能(新作能)「横浜」製作中! 〜新作能の制作過程の情報を公開〜
当Webサイトにて順次公開していきます。 http://www.yokohama-noh.com/
後援(財)横浜市文化芸術振興財団 ・かながわボランタリー活動補助金対象事業
一般の方から能のネタを公募し(昨年終了)、能を作るという事業は、前代未聞のこと。
公演に向けて、公から後援をいただき、活動をしております。
能楽に新しい風を吹かすべく真正面から取り組んでいる横浜飛天双○能実行委員会です。
プロフイール
〔半能「橋弁慶」シテ〕
松井彬(まつい あきら)
喜多流シテ方 能楽協会会員 日本能楽会会員
1946年和歌山県生れ。52年、喜多流職分和島富太郎に師事し、59年喜多流15世喜多実の内弟子となる。67年和歌山市にて喜松会を設立。72年カナダ・アメリカ文化大使として渡米、83年和歌山市文化奨励賞、2001年和歌山市文化功労賞を受賞。89年より毎年海外公演、またアメリカ、イギリスの各地大学で能楽指導も行ない、古典能に留まらず、シェークスピア劇に出演や新作能の演出、公演等にも積極的で、海外においても多大な評価を得ている。重要無形文化財総合認定保持者
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