お辰さん追善公演
第1回横浜飛天双○能
1997年10月24日(金)午後6時開場 午後6時半開演 於:横浜能楽堂 |
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観世流能 かぐや姫 (かぐやひめ)
シテ 津村禮次郎
間 若松 隆
大鼓 大倉正之助
小鼓 幸 信吾
笛 内潟 慶三
太鼓 吉谷 潔
地謡 中所 宣夫
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かぐや姫
能の世界に残された、ただ一つの処女地「竹取物語」。どうして世阿弥は「竹取物語」を能に作らなかったか。(「竹取山」「輝姫」などという曲も過去には存在したが、いずれも廃曲。後世の作であろう。)実は、この物語は、名前こそ昔から名高かったけれど、意外にも、世阿弥の世代には殆ど存在が知られていなかった。そうして、江戸時代になってから、再発見され、ようやく本格的に読まれるようになったのだ。それが我々にとって、幸いであったか、それとも不幸であったか…。津村紀三子の原作から四十五年、数回の上演を経て今想をあらためて、「罪」という視座からみつめ直し、口開に「臣下」の語りを創作した初演出で望む。(林望) |
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大蔵流狂言 濯ぎ川 (すすぎがわ)
姑 茂山千之丞
婿 茂山七五三
女房 丸石やすし |
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濯ぎ川(ススギガワ)
一九五二年に、飯沢匡によって翻案創作された新作狂言です。原点はフランス中世のファルス「洗濯桶」で、もともとは文学座のアトリエ公演用の狂言用語の台本として書かれたものです。
さて、『濯ぎ川』の内容ですが、近年の新作ですので粗筋をお話しするまでもない、大変分かり易い現代的なストーリーです。古典狂言の中にも沢山ある『恐妻もの』とも言うべき部類に入る作品で、「恐妻もの」に登場する女房は例外なく強い女に描かれています。これを狂言の中では「わわしい女」と形容していますが、その「わわしい女房」と彼女の母親(姑)にこき使われる哀れな亭主のチョッとしたレジスタンスの物語。―それがこの『濯ぎ川』です。 |
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喜多流能 経政 (きよまさ)
シテ 松井 彬
ワキ 安田 登
大鼓 大倉正之助
小鼓 幸 信吾
笛 内潟 慶三
後見 長田 驍
地謡 大村 定
梅津 忠弘
他
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経政(経正)つねまさ
清盛の甥にあたる平清正は、平敦盛の兄である。
彼は幼少の時から仁和寺の守覚法親王に愛され、またその音楽の才能は、琵琶の名器・青山(せいざん)を預け下されるほどであった。
法親王の命で清正の師である僧都行慶(ワキ)が管絃講で死者を弔う。現れた清正の霊(シテ)は、往時をなつかしんで愛器を弾ずるんが、討死の無念がよみがえり、たちまち修羅道の苦に巻き込まれていく。その有様をいたく恥じる描画にも、この曲の特色がある。修羅物には珍しい一場物の小品能だが、美しく哀切な佳作である。 |
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